検索エンジンのヒットを妨害するナビゲーションシステムとは

SEONavigation
By Satou Yoko, 2021年7月19日

絞り込み検索のためのナビゲーションがSEO(検索エンジン最適化)の妨げになる場合もあることを知っていましたか?重複した属性や特性は、検索エンジンであなたのECサイトがヒットしない原因にもなります。この記事ではどうしたらそれらを防げるのか解説していきます。
絞り込み検索のためのナビゲーションの役目は顧客体験をより良くする以外にも、ECサイトのアクセスを増やしたり、人気の高いロングテールキーワード(ニッチキーワード)による購買率を上げたりなどがあります。買い手は条件を絞り込むことで検索結果をカスタマイズすることができ、売り手はそれらのキーワードをSEOの最適化に役立てることができます。 

 

サイトナビゲーションには、買い手がGoogleなどの検索エンジンで検索したロングテールキーワードをECサイト内部のシステムに取り込んで複製する機能があります。このサイトナビゲーションシステムの構築がうまくいっていれば、ホームページ→カテゴリ別のページ→個々の商品ページというように、リンクに優先順位をつけた上で、買い手の検索したキーワードをすべてのページに結び付けることができます。 リンクの優先順位と各ページへの結びつけは、ECサイトの効果を上げるのに非常に有効です。

 

 “Improve your SEO with site navigation”の記事では、属性と特性による絞り込み検索、そして検索クエリからのロングテールキーワードがECサイトにとって非常に重要であることを解説しました。しかし、これらが逆効果を生み出すこともあるのです。

 

  検索エンジンでECサイトがヒットするには

 

  Googleなどの検索エンジンにあなたのECサイトがヒットする仕組みを知っていますか?

 

まず始めにクローラーロボットがあなたのECサイトを訪れ、情報を検索エンジンに登録(インデックス)することから始まります。このインデックス作業がなければ、いかに商品がすばらしくとも検索エンジンにあなたのECサイトが載ることはありません。 多くのECサイトでは属性と特性の作成にJavaScriptを使用していますが、 こういったECサイト特有の機能はGoogleのクローラーロボットに適応していないためインデックスされないことがあります。

 

その例としてフォーム機能が挙げられます。この機能はサイト内検索の構築によく使用されますが、Googleのクローラーボットはこれに適応していません。さらに、ハッシュタグを含むURLも通常インデックスの対象にならないため注意が必要です。

 

また、買い手が一つの属性につき複数の特性を選ぶことができる場合、その組み合わせによる検索結果は無限になりクローラーロボットの混乱を招きます。インデックス作業を正しく行わせてSEO最適化するためにも、条件の組み合わさった商品でなく、それぞれの条件にのみ合致した商品を提示するべきでしょう。 例えば買い手がある商品の「色」属性の中から「赤」と「青」を同時に選択したとします。その場合、赤と青のどちらをも含む商品は除外し、「赤」のタグの商品、「青」のタグの商品がそれぞれインデックスされるようにします。

 

  検索キーワードの最適化 

 

クローラーボットがECサイトを検索エンジンにインデックスしたら、次のステップは検索結果ページのキーワードを最適化することです。

 

  すべての検索結果ページにおいて、買い手が検索に使用したキーワードと属性を提示しましょう。ヘッダーやタイトルタグ、ページのメタデータ、商品のディスプレイページにキーワードが提示されていることで、検索作業とその結果をより分かりやすくスムーズにします。

 

  例えば腕時計のECサイトで「機能」と「素材」の属性から、買い手が「アナログ」と「ゴールド」を選択したとします。その場合、検索結果のヘッダーやタグ、メタデータは「アナログ・ゴールド・腕時計」のどれか一つではなく、三つすべてのキーワードを提示しているべきです。

 

また、検索されたキーワードとまったく同じ属性がなければ、それに近しい属性に適応させることも大切です。

 

  サイトナビゲーションにはページ読み込み速度を上げるためにサーバーリクエストを止める機能があります。上記のようなSEOメタデータの適応・変更前にそれが起こった場合、検索エンジンはコンテンツの変更は検知しません。

 

  また、検索されたキーワードに値する属性がサイト内のナビゲーションシステムに存在することがもちろん大前提です。同じEC業界のリサーチを行い、どんな属性が買い手に求められているか知っておきましょう。ECサイトの絞り込み検索欄に、買い手の必要としている属性を用意することが大切です。

 

例えば先ほどの例に戻ると、「手巻き式 アナログ ゴールド 腕時計」という検索がされたとします。「動作」の属性を追加することで、「手巻き式」を選択することができるようになります。 また、「動作」属性の追加は、SEOインディケーターがロングテールキーワードに適応するのを助けます。

 

  絞り込み検索のためのサイトナビゲーションや属性の追加、上述の検索キーワードに関する対策は非常に有効であるにも関わらず多くのECサイトが怠りがちです。買い手に効率的で素早いサービスを提供し、競争の激しいEC業界で負けないサイトを作りましょう。

 

  属性の追加

 

  上述のように、人気の高い検索ワードを属性として追加することは非常に有効です。しかし、作業はそれだけでは終わりません。絞り込み検索を機能させるためには、新しく追加された属性にそれら商品がタグ付けされている必要があります。

 

  もしECサイト内の商品に「動作」の属性がタグ付けされていなければ、「動作」から「手巻き式」を選択しても商品は表示されません。そして一つ一つの商品に手動でタグ付けをしていくのは膨大な手間のかかる作業です。LISUTO(株)では、楽天市場とYahoo!ショッピングに公式ツールとして認定されている、タグを自動登録できるツール「AIタッガー」を提供しています。「AIタッガー」によって、どれほどタグが追加できるのか、どれだけ効果が期待できるのかなど、無料で検証することが可能です。お気軽にお問い合わせください。

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