某大型作業用品店のオンラインストアで12.4%売り上げアップ

Case studyE commerce
By Satou Yoko, 2022年8月08日

某大型作業用品店のオンラインストアにて、タグありの商品はタグなしの商品と比べて12.4%の売り上げ向上に成功しました。ページ閲覧数は14.6%、転換率は倍以上の増加を見せました。
このストアについて

 

このストアは医療や工事などの作業服、ユニフォームを取り扱うオンラインストアです。自社の公式HPと楽天市場にて、約8千点の商品を販売しています。

 

共同調査への経緯

 

楽天市場での営業において、さらなる躍進を図るための改善策を探していました。

 

改善策

 

その改善策を図るため、LISUTO(株)に連絡し共同でECモール内のショップ最適化を目指しました。LISUTO(株)の独自技術AIタッガー™を使ってショップ内の商品にタグ付けを行い、タグ付け前後の売れ行きを比較しました。 

 

調査方法

 

AIタッガー™の効果を確かめるため、KPI(売り上げ、ページ閲覧数、とユニークユーザーの訪問数、転換率)を指標に、タグありとなしの商品を比較しました。

 

共同のケーススタディは3か月にわたって実施されました。始めの一か月目の2021年8月をタグなしのベンチマークとして比較の対象にし、2021年の9月と10月は商品にタグ付けを行って経過を観測しました。

 

ケーススタディをするにあたり、もっとも閲覧されている商品上位1000品を観測の対象としています。

 

ケーススタディの結果

 

結果は予想した通り、AIタッガー™によってタグ付けした商品はタグなしの商品と比べ、KPIすべてのパフォーマンスに向上が見られました。

 

アクセス数

 

 

結果は明らかにタグ付けの効果を示していると言えるでしょう。 ベンチマークの8月と比較して、9月のタグなし商品はアクセス数を落としていますが、タグあり商品は13%増やすことに成功しています。

 

10月は双方とも下降しますが、タグあり商品は8月から見るとまだ7%多く、タグなし商品は10%低下しています。

 

平均して、タグあり商品はタグなし商品と比べて14.76%の増加に成功しました。

 

ユニークユーザー数

 

 

ユニークユーザー数も同様に、タグ付けの効果を証明する結果となりました。9月、タグなし商品はわずかな低下を見せていますが、タグあり商品は12%も多くのユニークユーザー獲得に至りました。

 

10月はアクセス数同様、双方ともに低下がみられますが、タグなしの商品が9%低下している中、タグありの商品は初月と比較して7.3%の上昇を見せています。

 

調査期間中、総合で15%の差がタグありとなしの商品につく結果となりました。

 

売り上げ

 

 

売り上げ数でも同様の傾向がみられました。9月はタグなし商品にほぼ動きがない中、タグあり商品は14%増加に成功しています。

 

10月はタグなし商品が7.5%増加、タグあり商品は20%もの大幅な増加を見せる結果となりました。

 

調査期間中、総合で12.44%の差がタグありとなしの商品につく結果となりました。

 

結論

 

調査は、売り上げ12.4%上昇と、タグ付けの効果を明確に表す結果となりました。売り上げ、ユニークユーザー数、閲覧数、転換率のすべてにおいて、タグありの商品はタグなしの商品に比べてパフォーマンスの向上と維持を見せています。

 

LISUTO(株)では他にも、ファッション通販サイト大規模雑貨店有名スポーツブランド大手アウトドア用品店などの企業と同様の検証を行っています。AIタッガー™によるタグ付けの効果は無料で検証することが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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